その内装工事、実は「公共工事」です。不動産・管理会社が知らない『経審』の大きな可能性

こんにちは!八王子市の行政書士、吉村です。
アパートの原状回復や管理物件のリフォームなどを手掛ける、不動産・管理会社の社長様へ。

御社には、電気、内装、給排水、消防設備など、様々な分野の腕のいい職人さんが揃っていませんか?
実はその技術力、普段の民間工事だけでなく、非常に安定した**「公共工事」**という巨大な市場で活かせることをご存知でしょうか。

「うちみたいな会社が、公共工事なんて関係ないよ」
もしそう思っていたら、非常にもったいないかもしれません。

“公共工事”のイメージを更新しませんか?

公共工事というと、道路や橋を造る大規模な土木工事をイメージしがちです。しかし、それは全体の一部にすぎません。

実は、都営住宅や市営住宅、公立の学校や公民館といった公共施設の「修繕・維持管理」工事も、膨大な数の公共工事として毎年発注されています。

公共施設やインフラの維持管理をイメージした画像

具体的な工事の例を見てみましょう。

  • 空き室の原状回復工事
  • エアコンや給湯器の交換・設置工事
  • 給排水設備の更新・修繕工事
  • 消防設備の点検・改修工事

…いかがでしょうか。これらは、御社が普段から専門的に手掛けている業務と、ほとんど同じ内容ではないでしょうか?

経審を受けて、官公庁という「優良顧客」を開拓するメリット

これらの工事を請け負うために必要なのが、**経営事項審査(経審)**です。

民間工事と比較した時の、公共工事の大きなメリットは以下の3点です。

  • **安定した発注元**:景気に左右されにくい官公庁が発注元となるため、毎年の収益が安定しやすい。
  • **計画的な発注**:年度予算に基づいて発注されるため、仕事のスケジュールが立てやすい。
  • **確実な支払い**:民間と比べて、代金未払いのリスクが極めて低い。

特に、インフラの老朽化対策が急務となっている今、こうした「細やかな修繕・維持管理」の需要は今後ますます高まっていきます。これこそ、地域に根差した中小の建設業者様にとって最大のチャンスです。

御社の持つ技術力は、公共という安定市場で十分に戦えます。経審の取得は、その安定した市場への「入場券」です。私たち行政書士は、その入場券をスムーズに手に入れられるよう、全力でサポートいたします。

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