【初心者向け】東京都の公共工事に挑戦!入札参加資格の「定期」と「随時」って何が違うの?
こんにちは!あなたの街の行政書士、吉村です。
「会社の事業を安定させるために、東京都の仕事も受注したい!」…そうお考えの社長さんも多いのではないでしょうか。
そのために必要となるのが「入札参加資格」です。
「でも、申請の時期はとっくに過ぎているんじゃ…?」と思われがちですが、ご安心ください。東京都の入札参加資格は、今からでも取得できるチャンスがあります。
今回は、そのための基本となる2種類の申請方法、「定期受付」と「随時受付」の違いについて、分かりやすく解説します。
◆① 定期受付(メインの申請期間)
これは、2年に一度だけ行われる、一斉の申請期間のことです。例えば、現在有効な「令和7・8年度」の資格は、昨秋(2024年秋)にこの定期受付が行われました。多くの方がこの期間に申請するため、一番の基本となります。
◆② 随時受付(年間を通じての申請期間)
「定期受付に間に合わなかった…」「最近、会社を設立したばかりだ!」そんな事業者様のために用意されているのが、この『随時受付』です。名前の通り、年間を通じて随時、申請を受け付けてくれます。
【定期と随時の違いは?】
一番の違いは「資格が有効になる日」です。
定期受付: 令和7年4月1日から、ピッタリ2年間有効。
随時受付: 申請が認められた月の翌々月の1日など、資格が付与された日から有効期間がスタートします。(有効期間の終わりは定期受付と同じ令和9年3月31日です)
つまり、今から申請しても、2年間待つ必要は全くないのです!
申請に必要な書類や、ICカードを使った電子申請の手続きは、定期受付と変わりません。少しでも早く公共工事のチャンスを掴むためには、この『随時受付』を積極的に活用することが成功のカギとなります。
「自社も対象になる?」「何から準備すればいい?」など、ご不明な点があれば、私たち専門家がしっかりサポートいたします。ぜひお気軽にご相談ください。